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土地探し

2015.01.10 | 


土地探しについて、相談を受けることがしばしばあります。
土地を購入する前に、建築条件などの敷地調査やどのくらいのボリュームの建物が建つのかチェックしたいものです。
弊社では、弊社との設計契約を前提として、土地のご購入前からのご相談と敷地調査、建築可能ボリュームの検討、参考プランのご提案等のお手伝いをさせて頂いております。是非一度ご相談下さい。
(※弊社では土地売買等の仲介業務は行っておりません。またお手伝いの内容によっては費用が発生する場合があります。)

そこで土地探しでのポイントについて、紹介させて頂きます。

1.不動産情報の収集
今は、インターネットで土地情報をチェックすることができますが、インターネットのサイトに掲載されている物件は、すでに売約済のものもあったりします。まずは参考程度にチェックして、不動産屋へ足を運ぶことをお勧めしています。不動産屋は、大手会社から地場密着型のものとたくさんありますが、それぞれに多少持っている情報が異なることもあります。何箇所か廻ってみると手広く情報を集めることができます。

2.自分の足で確認する
敷地の様子は、ストリートビューなどでみることができる場合もあります。しかしながら、現地へ実際足を運ばないと、分からないことがたくさんありますし、想像していたものとかなり違うと思われることも多いものです。まずは第一印象がよいかどうか、より具体的には、日当たりがよいかどうか、風通しがよいか、土地の高さが隣地と較べて高いか低いか、自家用車をお持ちの場合はアクセス可能かどうか、道路と2メートル以上(3メートル以上)接しているかどうか(;接道義務(建築基準法))などチェックすることが大事です。

3.建築条件を知る
敷地には、住居専用地域や商業地域のように用途地域が定められています。また高さ制限や容積率、建ぺい率が決められています。場合によっては、地区計画や建築協定など地区全体で定められている決まり事があることもあります。このような情報は不動産情報と一緒に書かれていることが多いですが、より詳細に知りたい場合は、市役所の都市計画課などで確認できます。

4.敷地データを知る
敷地周辺の名称から、例えば大沼など、地盤が弱いことを推測できることもありますが、インターネットのサイトで敷地付近の地盤データを確認することが出来る場合があります。地盤が弱い場合は、地盤改良など別途費用がかかることがありますので、注意が必要です。  ex;  http://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_fr1_000013.html
また津波ハザードマップなど、リスク面についてもチェックし、万が一の際の避難経路など、困ることが無いようにしておくことも大事です。

5.法務局で分かることもある
法務局では、料金はかかりますが、土地や建物の登記簿謄本など請求することができます。

6.その他の注意点
・敷地に擁壁が含まれている場合は、実際の平坦な部分の面積がどのくらいになるのか。
・建物付きで購入し、建物を再利用する場合、確認申請書類が存在するかどうか。
・公共上下水道が布設されているかどうか。
・セットバックが必要かどうか。
などなど。。

土地は、すぐに見つかる場合もあれば、なかなか見つからず苦労する場合もあります。
しかし、土地探しの時点から家づくりはスタートしています!夢を描きながら、土地探しを楽しんで下さい!