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深田台の家

木造2階建て
延床面積;約230㎡
竣工年月;2019年11月

敷地は、歴史を感じる大きなブラフ積みの擁壁の上にあり、その裏側には、高い密度感で住宅が立ち並んでいます。この敷地は、細い階段通路からのみしかアクセスできず、工事を行うには難しい敷地でした。地盤補強や資材の荷上げなど、様々な検討を行い、実現した住宅です。擁壁の上は、住宅街を抜けていく風や眺めが心地よく、それらを最大限に取り込むように、建物の形状を検討しました。2階の大窓は、風を引き込みながら、西日を避けるように、斜め方向を向いており、1階部分の大きな庇は暮らしを豊かにするアクセントとなっています。

撮影:鳥村鋼一
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