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パンチングメタル

2016.11.29 | 

おはようございます。

最近は、なかなかすっきりと晴れが続く天気にならないですね。

今日も、今はくもり。これから晴れるのでしょうか?気持ちは晴れでいきましょう。

さて今日の話題は、パンチングメタル。小さな穴がたくさんあいた、金属板です。

通風とプライバシーの確保を共に満たしてくれる目隠し板として良く使われています。

ただ、気をつけないといけないことが幾つかあります。

・昼間、目隠し板として機能していても、夜、室内に照明をつけたとたんに、結構透けて見える場合がある。

・穴の大きさや、設置場所によっては、子供が指を突っ込んで、怪我をする場合がある。

・穴を通して、風が抜ける分、風圧が余計にかかる場合がある。

・固定用のビスなど、金属同士のイオン化傾向の違いから電蝕反応を起こし、溶けてしまう場合がある。

以上の点を気を付けて使用すると、ものすごく面白い素材で、色々なことができます。

パンチングメタルを2枚ずらして重ねてみると、モアレ現象がおきたり、パンチングの穴の大きさと配列をデザインすることで、グラデーションになったり、絵画のような表現もできてしまいます。

弊社では、由比ガ浜の家で、パンチングメタルを試してみました。この際は、よりプライバシーを考慮して、バーリング加工といって、穴の回りに膨らみがあるタイプのパンチングにしました。こうすると、開口率を多めにとっても、視線はよりカットしてくれるのです。さらに、パンチングパネルの前面に植え込みをすることで、よりプライバシーを高めたものにしています。

ブラインドでも、パンチング状の羽のタイプがありますので、お気軽に楽しむこともできます。ただ夜、室内に照明をつけたときの透け具合は確認しましょう!